安城市に
就労移行支援施設は3つ
施設ごとの違いとは?
障がいや精神疾患をお持ちの方の就職をサポートしてくれる「就労移行支援
施設」。実は、施設ごとに特色があるので、自分に合っていないところに通ってしまうと、長続きしないなんてことも…。
安心してサポートを受けるためにも、自分のなりたい姿を叶えてくれる施設を選ぶ必要があります。
ここでは、安城市にある3つの就労移行支援施設を
「なりたい自分」ごとに分類して紹介しています。
障がいや精神疾患をお持ちの方の就職をサポートしてくれる「就労移行支援
施設」。実は、施設ごとに特色があるので、自分に合っていないところに通ってしまうと、長続きしないなんてことも…。
安心してサポートを受けるためにも、自分のなりたい姿を叶えてくれる施設を選ぶ必要があります。
ここでは、安城市にある3つの就労移行支援施設を
「なりたい自分」ごとに分類して紹介しています。
公開日: |最終更新日時:
例えばこんな人にオススメ!
人と話すのが怖い
注意散漫だとよく言われる
例えばこんな人にオススメ!
就労受け入れを拒否された
身体的サポートもほしい
例えばこんな人にオススメ!
静かな場所が好き
人混みの中は落ち着かない
※2021年5月時点、安城市内には就労移行支援施設は3つしかありませんでした。
AAAsupportは、うつ病、統合失調症、精神病を中心とした就労移行支援をおこなっている就労移行支援施設。同施設では、丁寧なキャリアカウンセリングにより、個別のプログラムを設定してくれます。
プログラム内容は、職場を疑似体験できる「VR模擬訓練」のほか、パソコン・事務訓練や工場や製造業での実務訓練などバリエーションも豊富。
また、就職後のサポートにも力を入れており、定期的な面談で困りごとの解決を促し、職場に馴染めるよう支援してくれます。
安定して長く働きたい人にとって、施設利用者が就職後に職場へどのくらい定着できたかは重要なポイントです。
AAAsupportでは、就職後も継続して面談や企業の訪問等を実施。職場と連携しながら、長く働ける環境づくりを行っています。そのため、同社の6ヶ月定着率はなんと96%※。安心して通うことができます。
※2020年9月時点
AAAsupportの特徴的な訓練に、VRを用いたソーシャルスキルトレーニングがあります。
同トレーニングは、就職後に起こりうるトラブル
対応等をバーチャルな空間で練習できるもの。
実際の職場のような緊張感の中で練習できるため、
就職前にコミュニケーション面での不安を軽減してくれます。
視線をスコア化する機能もあるため、"話している人の顔"をちゃんと見ているかなどもチェック可能。
何度も繰り返し練習できるので、得点機能やストーリー分岐を楽しみながら、ゲーム感覚で成長することができます。
※参考:AAAsupport公式HPより(https://www.aaasupo.com/about/special/)
施設名 | AAAsupport(スリーエーサポート) |
所在地 | 愛知県安城市小堤町15-3 |
営業時間 | 10:00~15:00 |
料金 | 生活保護 生活保護受給世帯 0円 / 低所得 市町村民非課税世帯0円 / 一般1 市町村民課税世帯9,300円 / 一般2 上記以外 37,200円 |
対応地域 | 愛知県全域 |
就労移行支援・就労継続支援B型・自立訓練を中心とした支援を行う施設。仕事に直結したトレーニングや
サポートを切れ目なく受けられます。就労支援のほかにも、生活介護事業や障がい者就業・デイサービス事業を実施。
年齢や障がいの程度に関わらない、シームレスな支援を目指しています。そのほか「障がい者就業・生活支援センター」を設けるなど、仕事と生活を両立できるように公共的なポジションからサポートしています。
くるくるでは、障がいの程度や利用者の年齢などに関わらずシームレスに支援するシステムを構築しています。
同施設では、就労移行支援、就労継続支援B型、自立訓練などを中心にサポートをおこなっていますが、
その
バックボーンは生活介護。重い障がいがあっても自分らしく働けるように支援してもらえるので、安心して通うことができます。
くるくるの特徴的なサービスの一つに、“施設外実習”と“雇用前実習”があります。
施設外実習では、数名単位で提携企業へ行き、業務を体験。現場での緊張感を感じながら就労体験することで、
就職後の自分のイメージが湧き、就職時の不安を軽減することができます。
雇用前実習では、就職を希望する企業との面接の前に、1~3ヶ月程度職場を体験。利用者と会社とのミスマッチ削減を目指しています。
施設名 | 特定非営利活動法人くるくる |
所在地 | 愛知県安城市今池町1丁目23番地9 (安城センター) |
営業時間 | 10:00~18:00 |
料金 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
対応地域 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
2019年4月に西尾市、2021年3月に安城市にオープンした就労移行支援と就労継続支援B型に対応している施設です。
西尾市、岡崎市、安城市、碧南市、高浜市から利用者が集まっています。西尾・岡崎・碧南方面で通所が難しい方を対象に、無料送迎も利用可能。自己負担100円で食べられる温かい昼食が嬉しいポイントです。
定員が6名と少ないのがハートビレッジ安城の特徴のひとつです。小規模な施設なので、大人数の中にいるのが
苦手な人におすすめ。アットホームな雰囲気の中で、無理なく自分のペースで通いながら就職を目指せます。
同施設では、「生産訓練」と「事務訓練」といった実務的な訓練も実施。「生産訓練」では部品の組み立てなどを通して集中力や作業能力を訓練。「事務訓練」では、伝票や納品書などの書き方を勉強します。
実際に作業してみることで、自分に向いている仕事を見つけられます。施設外での訓練や職場体験も実施するなど、無理なく就労を目指せる仕組みが整っています。
施設名 | ハートビレッジ安城 |
所在地 | 愛知県安城市日の出町4-17中田ビル2F・3F |
営業時間 | 9:30~15:00 |
料金 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
対応地域 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」とは、社会生活を営む上での困りごとを解決するために行う訓練のこと。
ここでは、VRを使い、まるで実際の職場にいるような緊張感の中でSSTができる「VRソーシャルスキルトレーニング」について詳しく紹介しています。
就労移行支援・就労継続支援B型をおこなっています。仕事の相談だけではなく、生活で困ったことなどなんでも相談できる環境です。就業の土台を作るために、自立訓練や学生が利用できるプログラムも用意されています。
VRを活用して、職場の状況をリアルに体験できる訓練を用意。就労の心構えができます。パソコンをはじめとする資格の勉強が可能。実務訓練を通して継続力や集中力も養えます。うつ病、統合失調症、精神病で悩む方を中心にサポートする就労移行支援施設です。
就労移行支援と就労継続支援B型に対応した施設です。無料送迎サービスがあるほか、温かい昼食が100円で食べられるのも嬉しいポイント。就労に必要なパソコンやコミュニケーションの訓練が受けられ、施設外での訓練や職場体験もできます。
安城市の隣にある刈谷市の就労移行支援施設です。公文学習、仕事体験などの基本プログラムやワークショップを通して仕事に必要な思考力や処理能力、コミュニケーション力が身につきます。自信を育てることを目標にしている施設です。
施設での作業を通した就業体験のほか、提携企業での実習も実施。1~2ヶ月の実習を通して、作業スキルやコミュニケーション力を養うとともに、仕事をするための体力や生活リズムを作る支援もしている施設です。
地域の企業や団体と連携して、農業・食品製造などの就労体験の機会を用意している施設です。就労移行支援、就労継続支援B型、生活介護等に対応。ジョブコーチの派遣もしており、就職後も人間関係や環境面でサポートしてもらえます。
精神・発達障がいの短期就労・就労移行支援をおこなっています。カリキュラム実習では施設内でビジネススキルの習得を目指し、職場体験実習では複数の作業を体験することで、適正な業務を把握。就職後のサポートもしてもらえます。
地元の企業で活躍する先輩が多数いる地域密着の施設。就労に向けての生活リズムやビジネスマナー、コミュニケーションの向上を目指し、ステップを踏みながら通所できます。実習を通して自分に適した職業を見つけられます。
自信をつけて就職できるよう、たくさんの資格取得プログラムが用意されている施設です。一般社団法人社会福祉支援研究機構に加盟。全国のネットワークで利用者の就労をサポートしてくれます。
製麺機械での製麺体験、販売体験、内職、座学を通して、仕事に必要な能力や知識を習得できる就労移行支援施設です。接遇・マナーも学びながら、自分に適した仕事を見つけられます。仕事を続けられるように就職後の相談も可能です。
自分の魅力や自分の望む生活などを発見する4ステップのプログラムがあります。魅力を伝える履歴書・職務経歴書の作成もサポート。就労移行支援と就労継続支援B型があり、多数の職業体験から自分に合う仕事を探せます。
65歳未満の障がい者を対象に、一般企業への就職を目指す支援を行う就労移行支援。パソコンや事務の技能から、コミュニケーションスキルの向上、実際の職場体験まで、就職活動全般にわたるサポートが受けられるのが特徴です。一人ひとりの適性に合わせた就職先を見つけるだけでなく、定着に向けた支援も受けられるので安心でしょう。
就労移行支援施設を利用する際の手順から、利用料金、利用期間、就労後のサポートまでをまとめました。就労移行支援の利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
愛知県内で、実際に就労移行支援を利用したことで雇用された事例を紹介します。
体調面や家庭の事情で通所が難しい方に向けて、在宅でも就労移行支援を受けられる仕組みがあります。在宅支援の内容や利用条件、注意点をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
就労移行支援の対象年齢は「原則18歳以上65歳未満」とされています。高校卒業後から定年を迎える前の方が対象ですが、実際の利用開始には自治体の判断が影響するため、年齢に関する詳細は市区町村へ確認すると安心です。また、65歳以上でも継続利用が認められるケースがあります。すでに利用を開始していた場合や、特別な事情がある場合には例外が適用されることもあるため、個別に相談してみるとよいでしょう。
就労移行支援は、身体障がい・知的障がい・精神障がい・発達障がいなど、さまざまな障がいを抱える方が対象です。さらに、障がい者手帳を持っていない場合でも、医師の診断書や意見書があれば利用可能なケースもあります。難病患者も対象となっており、「指定難病」に該当する方であれば支援を受けることができます。支援の幅は広く、病状や障がいの種類に応じたサポートが行われる点が特徴です。
就労移行支援は「一般企業への就職」を目指すためのサービスです。そのため、本人が就職する意欲を持っていることが前提となります。現在は体調やスキルに不安がある方でも、「いずれは働きたい」という意思があれば利用可能です。事業所によっては、個別面談を通じて就労に対する意欲を確認する場合もあります。まずは希望を正直に伝えることが大切です。
実際にサービスを利用するためには、「障がい福祉サービス受給者証」が必要です。これは自治体に申請して発行されるもので、申請には本人確認書類や医師の診断書などが求められます。申請から受給者証の発行までは、1週間から1カ月程度かかることが多いため、早めに準備を進めましょう。多くの事業所では、申請手続きについても丁寧にサポートしてくれます。
就労移行支援の利用期間は、原則「最長2年間」とされています。この期間内に、就職に向けたスキルの習得や職場実習などを行います。ただし、体調不良ややむを得ない事情により就職活動が難しい場合には、最大1年間の延長が認められるケースもあります。延長には自治体の判断が必要ですが、事業所と連携しながら手続きを進めることが可能です。
就労移行支援を始めるには、まずは事業所の見学や体験からスタートするのが一般的です。実際の雰囲気を確かめることで、自分に合った事業所を選ぶ手助けになります。その後、受給者証の申請を行い、発行され次第、本格的に支援がスタートします。事業所によっては、見学から利用開始まで丁寧にフォローしてくれるため、初めての方でも落ち着いて準備が進められます。
就労移行支援の利用にあたっては、次のような点に注意が必要です。
就労移行支援では、就職に必要な基礎スキルを体系的に学ぶことができます。たとえば、WordやExcelといったパソコン操作の基礎から応用、ビジネスメールの作成、プレゼン資料の作成方法などです。加えて、電話対応、来客対応、報連相(報告・連絡・相談)といったビジネスマナーも丁寧に指導されます。実務に近い作業訓練として、事務補助、軽作業、接客練習などを通じて、実践力を高めるプログラムも実施されています。
自己分析から応募書類の作成、面接練習まで、就職活動全般に対するサポートが受けられます。履歴書・職務経歴書の添削や、希望職種に応じた面接対応のアドバイス、模擬面接の実施などが一般的です。事業所によっては、企業見学や職場説明会の機会も設けられており、より具体的な就職活動に繋げられます。ハローワークや地域の就労支援センターとの連携もあり、求人情報の紹介や面接同行なども対応可能です。
働き続けるには、安定した生活習慣と心の健康が欠かせません。そのため、日々の生活リズムを整える訓練や、朝のルーティンづくり、体調管理に関する講座なども提供されています。また、心理士やカウンセラーによる個別相談を通じて、ストレスや不安との向き合い方を学び、自信を取り戻す支援も充実しています。グループワークを通して他者との関わりを練習する場も用意されています。
支援事業所では、企業との連携によって職場体験や実習の場が提供されます。これにより、実際の業務を体験しながら、自分に合った働き方や職種を見極めることができます。職場での対応や人間関係の築き方など、実践的なスキルを身につける貴重な機会です。企業との調整や日程の管理、体験を振り返る面談までサポートしています。
就職はゴールではなくスタートです。定着支援では、職場での悩みや課題に対して、支援員が継続的にフォローアップを行います。職場訪問や定期面談、電話相談を通じて、本人の不安を軽減しながら、長く働き続けられるよう支援します。必要に応じて企業側との調整も行われ、働く環境の維持にも寄与します。
就労移行支援を利用するには、「障害福祉サービス受給者証」の取得が必要です。これは、障害福祉サービスを希望する本人に対して市区町村が発行する証明書で、利用開始の条件となります。申請にあたっては、障害者手帳や医師の診断書、サービス等利用計画案などを揃えて、福祉課などの窓口に提出します。市区町村による審査ののち、支給決定通知書とあわせて受給者証が交付されます。申請から交付までの期間は概ね1~2週間程度ですが、内容によっては追加書類の提出を求められる場合もあります。詳しい手続きや必要書類は自治体によって異なるため、事前に相談支援事業所や役所の担当窓口で確認しておくと安心です。
うつ病を抱えながらの仕事探しや社会復帰は、焦らず、ご自身のペースで進めることが大切です。安城市の就労移行支援では、一人ひとりの状況に合わせたサポートを提供しています。
うつ病の療養中は、焦って仕事を探さず、まずは体調を整えることが大切です。自分に合った働き方を見つけるために、さまざまな就労支援サービスを活用しましょう。
うつ病から社会復帰を目指す際は、焦らず、段階的に進めることが大切です。まずは十分な休息を取り、生活リズムを整えることから始めましょう。
発達障害のある方が安城市で仕事を探す際、「コミュニケーションが苦手」「一つのことに集中しすぎる」といった特性から、就職活動や職場での人間関係に不安を感じることがあります。
安城市の就労移行支援施設は、発達障害の特性に合わせた個別サポートを提供しています。
「就労移行支援ってどんなところ?」「自分に合った施設はどう選べばいいの?」など、利用を検討するにあたって、さまざまな不安や疑問があるかと思います。安城市の就労移行支援施設は、無料の個別相談や見学を随時受け付けています。あなたの悩みや希望を丁寧にヒアリングし、一人ひとりに合った支援プランを一緒に考えます。
特定非営利活動法人
くるくる
例えばこんな人にオススメ!
※2021年5月時点、安城市内には就労移行支援施設は3つしかありませんでした。